Japan Association of Regional Policy

2024年度 九州・沖縄支部フォーラム

日本地域政策学会 九州・沖縄支部フォーラム・支部総会・研究報告会を開催します。

 地方創生政策の一環として、プレイス・ブランディング施策に取る組む自治体が増えてきている。しかしながら、多くがプロモーション事業やキャンペーンの域にとどまり、長期的な視点でプレイス・ブランド・マネジメントを実践する自治体の数は限定的である。
 沖縄県は、観光地のイメージが強く「訪れたい県」上位の常連だが、「住みたい県」でも常に上位を占めるブランド化されたプレイスである。その背景には、組織的な取り組みと地道な活動が存在している。沖縄の事例を沖縄にて学ぶことは、「交流人口」「関係人口「定住人口」獲得のためにブランディング施策を展開する地域政策研究者・実践者にとって、大きな力となると考える。
 本企画では、沖縄ブランディングの過去と現在に学んだうえで、海外のプレイス・ブランディング理論と先行事例をヒントに、沖縄及び日本の地域ブランディング施策の未来について議論する場にしたいと考えている。

当日のスケジュール(予定)

  • 13:00~13:20 九州沖縄支部2024年度総会(会員のみ)
  • 13:20~13:30 休憩
  • 13:30〜16:00 支部フォーラム・シンポジウム

13:30 開会あいさつ

13:35 基調講演案 「(仮)沖縄ブランディングの過去・現在」
 一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー 会長 下地芳郎氏

14:20 話題提供「プレイス・ブランディングの現在」
・「おきなわブランド戦略」沖縄県商工労働部グローバルマーケット戦略課
・「沖縄県における離島振興について」 沖縄県企画部 地域・離島課
・「欧州の自治体プレイス・ブランディング戦略の現在」 九州産業大学 山下永子

  

  (休憩10分)

15:10 パネルディスカッション・質疑応答「(仮)沖縄ブランディングの未来と地域」
・パネリストに加え、ディスカッサントとして沖縄大学の豊川明佳教授も参加
・ファシリテーター:山下永子

15:55 閉会 5分

16:10~17:10 研究報告会(2~3件程度を予定)